通信教育の利点
◆通信教育でも取れる教員普通免許状には、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園の教諭並びに養護教諭の免許状及び栄養教諭の免許状があります。それぞれ「専修」「1種」「2種」の3つに分かれていて、そのうち高等学校教諭の免許状は専修及び1種のみです。
◆教員免許の取れる通信教育はどこでも受けられるわけではありません。通信教育といえども学校教育法(第54条の二および第69条の二)に定められた正規の高等教育課程ですので、文部省の認可した大学・短期大学にのみ設置されています。ここで受講し単位取得すれば、教員免許が取れるのです。
◆大学の通信教育で取得できる普通教員免許のうち、中学の教員免許は国語科・社会科・英語科・中国語科・数学科・美術科・保健科・家庭科・宗教科の9教科が主です。この中学教員になるための2種免許の取得であれば、1年間で取得することも十分可能なことです。
◆通信教育制度を上手く使えば、高校卒業でも頑張れば4年以内に2種の教員免許を取得することができます。ちなみにこの2種免許取得のためには、「短期大学卒業(準学士)の基礎資格を有する」か、「大学に2年以上在学し62単位以上修得していること」が条件になりますので、事前にしっかり確認しておきましょう。
通信教育の特徴
◆皆さんは通信教育で教員免許が取れることをご存知ですか?教育職員免許法第3条では「教育職員は、この法律により授与する各相当の免許状を有する者でなければならない」と規定し、免許状主義を宣言しています。この法規定によって、教員になるためには免許状の取得が必要になります。
◆教員免許の取れる通信教育とはどのようなものかといいますと・・大学に行かなくても資格が取れる制度のことです。主にレポートを自宅で作成してそれを大学に送ります。その後レポートのテスト等を受験し単位を取得できれば、普通教員免許を取ることができます。
◆教員免許取得の通信教育の賢明な利用方法として、例えばA大学の通信教育で履修できる教職科目を全て履修したが、教育実習がA大学で行えない場合に、B大学の科目等履修生となり教育実習を行う、というような場合です。教員免許取得には問題ありませんが、大学によってはこれを認めない場合もありますので気をつけてください。
◆教員免許取得のための通信教育を支援する仕組みは様々です。例えば学生個々の都合に合わせて学べるように、スクーリング(実際に通うこと)を春・夏・秋・冬、3日間(地方)等多彩な形態・場所で開講したり、単位修得試験を全国約20都市で年間8回にわたって日曜日に実施するなど、その環境は徐々に整備されてきています。
教員免許の取れる通信教育
◆普通免許状はすべての都道府県において、一度取得すると一生その効力を持ちます。学歴または教職経験年数等に関する基礎資格をもっていれば、大学の講義や通信教育などで所定の単位を取得した上で、各都道府県教育委員会へ申請することによって普通教員免許状を取得できます。
◆教員免許取得の通信教育の利点としては、やはり自分の好きな時間に自分の好きなペースで学習できることです。わざわざ通わなくてもいいので場所を選ばないのも利点の一つです。また、通学で大学に通う人よりも在学期間が長いため、余裕を持って勉強が出来ることもあげられます。
◆教員免許取得の通信教育の賢明な利用方法として、例えばA大学の通信教育で履修できる教職科目を全て履修したが、教育実習がA大学で行えない場合に、B大学の科目等履修生となり教育実習を行う、というような場合です。教員免許取得には問題ありませんが、大学によってはこれを認めない場合もありますので気をつけてください。
◆働きながら教員免許取得のために通信教育で学ぶ学生には、所得税法の規定する「所得金額に対する勤労学生控除」が適用されます。独立した生計者で、年収130万円以下の方が対象になっています。税務署か勤務先に問い合わせれば、自分が適用されるかどうかをすぐに調べられます。こういった制度があるのも通信制の魅力といえるでしょう。